脱法ドラッグ
脱法ドラッグが事件を起こしている。行政は新名称「危険ドラッグ」を採用するそうだ。
脱法ドラッグにはいくつもの種類が存在する。薬事法で違法指定されているもので1000種類を超える。
- ナチュラルドラッグ系:
マジックマッシュルームやマリファナの亜種。カンナビノイドと類似した分子構造の物質を人工的に作ったもの。
- フェネチルアミン系:
アンフェタミン、MDMAと同じ構造をもった化学物質。ほとんど麻薬指定されている。
α-PVP
もはや、数えきれないくらいある。
今時の時代は、覚せい剤にしろお酒にしろ、車に乗る前には隠れてこっそりやるもんだが、合法と思い込んでいるものだから、どうどうと吸ってから運転する。
今回、ネットでちょっと調べたくらいだと多くの脱法ドラッグはすでに、違法薬物に指定されていたことだ。
脱法ドラッグをつくる側のビジネスモデルは、化学式をちょっとだけ変えて、どんどん新種をつくる。副作用(最悪死に至る)や、効能(恍惚感)なんかを気にせずに格安で売りまくる。結果評判がよいものを大量生産し、薬事違法指定される前に撤退する。というもの。
製薬会社が、何年もかけて、研究開発費を投入しているのとは大きな違いだ。