TanabataNikki's diary

主に技術的なことを書きます。当面は高校の化学を復習するところからはじめます。

世の中の少し不思議を探してみる

脱法ドラッグ

脱法ドラッグが事件を起こしている。行政は新名称「危険ドラッグ」を採用するそうだ。 脱法ドラッグにはいくつもの種類が存在する。薬事法で違法指定されているもので1000種類を超える。 ナチュラルドラッグ系: マジックマッシュルームやマリファナの亜種。…

人間の作り方

この一覧表の続きです。 次は、K, Na, Clと続きます。 カリウム(K)イオンは細胞内液に、ナトリウム(Na)イオンは細胞外液にあって、細胞膜の浸透圧の調整をしています。そして、その電位差をつかいイオンチャンネルという穴から伝達物質を出入りさせて細胞の…

Docker0.10読み(2回目)

Golang Cafe#27に参加してきました。 今日のお題は、Dockerコード読みです。 ~/docker/docker/docker.go のクライアント部分から、~/docker/api/client/commands.goの func CmdRun()を上から読んでいきます。 golang初心者として書き方の勉強になったこと。 …

Golang Cafe

広告:第24回勉強会@岡山 - GDGChugoku よろしくね。 毎週日曜日に開催されているGolang Cafeに参加しました。このペースでの勉強会は全国でもめずらしいのではないでしょうか。場所は、青江の倉式珈琲店です。 本日は、How to Write Go Codeを、最初から…

人間は何からできているか

この一覧表をみて最初に何を思いましたか。 ある人は、「鋼の錬金術師」の人体練成をおもいついたかも。 私は、高校の化学の時間に覚えさせられたイオン化傾向を思い出しました。「貸そうかな、まああてにすな、ひどすぎる借金」というやつです。(ほかにも…

甘味化合物のわっか

近代有機化学において発見された人工甘味化合物はサッカリンです。 サッカリン アイラ・レムセン博士が、コールタールの実験中に偶然発見しました。実験後、手をろくに洗わないで食事をして気が付いたそうです。(とても危険!!) ここには、しっかり、ベン…

アルコール発酵と代謝

まずアルコール発酵について考えてみます。ブドウ糖がアルコールに変換することを化学式で書くと、 C6H12O6 → 2 C2H5OH + 2 CO2 と簡単に表現できる。実際には、酵母菌などの微生物によって3段階の過程をへて反応が進みます。 アルコールとは、エタノールだ…

エフェドリンの発見

漢方医学において、マオウは、鼻づまりに薬効があることが知られていた。エフェドリンは、長井長義先生によって、マオウから発見されたアルカロイドで、現在でも、風邪薬として使われている。 エフェドリン 1893年長井長義は、エフェドリンを脱水酸基化し、…

わっかの不思議

人間が生きていくのに必要なものに有機物があります。炭素(C)を含んだ化合物のことです。生命は、糖、アミノ酸、少量のビタミンやミネラルによって成り立っています。 有機物には、なぜか「わっか」の形をしたものがあります。有名なところでは、ベンゼン環…